磯子港南地域一体型NST勉強会が3月14日(金)18:00から済生会横浜市南部病院4F研修室にて行われた。
この勉強会は、南部病院と県立汐見台病院においてそれぞれ構成されている院内NSTの発展形である港南区、磯子区における超職種間の連携によって実行、推進される地域一体型NSTが主催している。年2回の頻度で南部病院と汐見台病院にて交互に開催されている。勉強会には院内から約60名、院外から約30名の合計約90名が参加した。港南歯科医師会からは高柳会長、撫養副会長、桑名地域医療担当理事、磯子区からは渡辺先生、羽田先生、本会からは口腔ケア特別委員会の堀元理事、吉田理事が参加した。
代表を勤められる南部病院リハビリテーション科の若林秀隆医師の挨拶に始まり、「腎不全患者の栄養療法と指導・看護」と題し、南部病院NSTの看護師によりプレゼンテーションとワークショップが行われた。ワークショップでは慢性腎不全患者のデータを基に基礎エネルギー消費量の算出から一日必要エネルギー量の計算、そしてそれに対する栄養補給方法の処方などについてグループに分かれて作業が行われ、発表された処方に対して若林医師からのコメントがあった。超職種間の連携を目指すNSTにおいてはこのような作業を通して共通言語の認識と相互理解が図られるということを体験することができた。
研修会終了後引き続き「磯子港南地域一体型NST」の世話人会が開催され、約40名の世話人が参集し、今後の活動目的と内容についての協議が行われた。若林医師の市大センター病院への異動に伴い、「横浜南部地域一体型NST」への改称が承認され、今後は磯子区、港南区に限定せず横浜市の南部地域に広げた活動とする旨が明らかにされた。次回の勉強会は9月9日に汐見台病院で開催される予定である。
「横浜南部地域一体型NST」をとおして、南部医療圏の地区歯科医師会における医療連携がスムースになることが期待される。本会は行政、医師会との連携や地区間の調整などを通して、地区における医療連携構築のための支援を行っていく所存である。
NSTとは…
病態管理をする医師・看護師、必要量や摂取量を評価し食事を調整提供する栄養士、薬の副作用・薬効等の管理をする薬剤師、摂食嚥下機能評価を行う言語聴覚士等の専門スタッフがそれぞれ最良の方法で栄養管理をするチームのこと。
(Nutrition Support Team)
