横浜市歯科医師会

学校歯科保健

学校歯科保健について

横浜市立の小学校・中学校・高等学校・中高一貫教育校・義務教育学校・特別支援学校では、横浜市歯科医師会の歯科医師が、年間を通して子どもの健康をお口から守るお手伝いをしています。 学校歯科医は、歯科健診や保健活動を行い、歯と口の病気の予防と早期発見治療支援に努めています。
なお、横浜市立学校の学校歯科医は、日本学校歯科医会の会員です。

学校歯科医の仕事

歯科健診
春の定期健診や秋の臨時健診で、むし歯や歯肉、あごの状態、歯並び・かみ合わせに異常がないか検査します。
歯科保健教育指導
学校保健委員会に参加して、児童・生徒・PTAの方々と健康について考えたり、歯科保健授業などを行います。
巡回衛生士や学校の先生方とも連携して、病気の予防や生活習慣の支援を行います。
学校歯科健康診断
毎年、皆さんの学校では健康診断が行われています。 歯科の健康診断では、学校に歯医者さん(学校歯科医)が来てお口の状態が健康かどうか調べてくれます。 どんなところを調べているのか?よく数字やアルファベットを使っていますが、なんのことでしょうか? 次の項目で説明します。
歯科健診でチェックすることは「顎関節(顎の状態)と歯並び・かみ合わせ」「歯垢(しこう)」「歯肉の状態」「歯の状態」です。
健康診断結果
0(ゼロ)は健康な状態です
1(イチ)は心配なところがあるので、学校で保健指導を受けながらしばらく様子を見ていく必要があります。
2(ニ)はかかりつけの歯医者さんに見てもらった方がいいです。
健康(0)や様子を見る(1)にチェックがついた人も、定期的に歯医者さんでお口の健康のために観察や指導を受けることはとても大事なことです。
学校歯科からのお願い
学校の歯科健康診断は、むし歯やお口の中をチェックするスクリーニング(ふるい分け)検査です。そのため、学校歯科健康診断の結果と、整った環境の歯科医院での診断は異なることがあります。 詳細な診断を受けていただくため、歯科医院の受診をお勧めしています。ご理解のほどよろしくお願い致します。